2012/01/30

コテ

只今加工中



先日加工が終わったと思いじっくりコテを見てみるとまだ削り残しがありキズが残っている……


そこだけ集中的にやるのは無理だと思うので一から全体を削り直し

ツメもまだ長いのでもう少し削らなければ

シンドイ………

時間はかかるし疲れるが段々綺麗になっていくのは意外に楽しい

(いくつか顔が写っているが気になさらず )

2012/01/24

ミーティング風景


卒業作品展ディスプレー班が、それぞれ意見を出し合ってます。

2012/01/23

凶暴で獰猛な

ワニ

今自分は三頭のワニを飼育中

モチロン本物ではなく平面的に縫われた靴を木型にしょわせ立体的な形にするために必要不可欠な道具である

いろんな形をしたワニがいるその三頭をご紹介

まず一頭目

台湾出身のワニ

入学当初から使っている今1番付き合いが長いワニだ
特徴としては革をつまむ部分が細い
つまみ部分が細いと踵回りとつま先がまとめ易い

逆に引く力が結構必要な感じがする
(これは自分の感想でそれぞれ個人差があります)


二頭目はドイツから来日したワニ

こいつはいままで買った道具の中で1番高い道具です

しかし高いだけのことはある

まずなんとも言えない貫禄を放っている
手に持った瞬間ズシッとくる重量感


オレはまだ使っていないが使用した人に話しを聞くとちょっとした力でかなり引けるらしく大絶賛だった

ちなみにオレの回りでこのワニを四人が所有している最近流行りの道具だ


三頭目はギルド生まれのウエストペンチ
別名ブルドックペンチ
(イカツイ名前だ)

鎖から解き放たれたこいつは名前の通りウエストを釣り込むために生まれたこの道具

この狂犬を使用した感想は

ビックリするぐらいとんでもなく引ける!!!!

今回卒展1のアッパーに2ミリの革を使用しウエストペンチで引っ張ったがいとも簡単に引けた感じがした

少し薄い革なら引き裂かれる!
これは脅威の道具だ!!!


三頭が三頭とも長所があり短所がある


この三頭のワニを使いこなせないうちはオレもただのボンクラに過ぎない

この猛獣たちを使いこなせるよう日々精進せねば!

2012/01/18

道具

一年の金髪です

短期間に二回目の登場お許しを

今回は道具

靴を作るうえで欠かせないもの


靴の業界に関わらないと見ることのないような道具がずらりと並んでいる
ちょくちょく揃えてはいるがまだ全体の一割にも満たないかもしれない
(飾り車が欲しい~)

ここにある道具達はどれもこれも削ったり研いだり磨いたり加工なしには使えない物ばかり

同じ道具でも加工の仕方によっては全然違う表情や仕上がり方になるらしいのだが新参者ゆえまだまだ解らないことだらけ


その加工を怠ると靴を作ってるつもりが靴にキズをつけたり靴を壊しかねない(言い過ぎかも……)とんでもない大惨事がおこってしまう

しかしこの道具達に時間と手間をかけてしっかり手入れしてやると靴を作る作業がスムーズかつ綺麗に仕上がっていく(丁寧に作業することを心がける)


靴職人の世界もそうだが道具一つ一つもかなり奥が深い…………深すぎる!!!



靴を生かすも殺すも道具次第…………とオレの腕


加工途中のこの道具達を生かすも殺すもオレの腕次第…………

やるしかね~!!!

以上!

(同じ物が写っていますがご勘弁を)

2012/01/17

説明書?



僕らがハンドメイドで作っている靴

その行程のほぼすべてが解る本です。

でも、すべて英語表記です。

僕は、全く読めません(>_<)

でも、写真も載っているので安心です。

これを読めば、あなたも立派な職人になれるかも?

。。。夢の隙間。。。



早いもので上京してきて10ヵ月。

学校に通っていることを友達やバイト先の人に話すとみんな、何故靴なのかと尋ねます。

なぜって好きだから。。。


「人間は瞬間瞬間に、いのちを捨てるために生きている」
これは岡本太郎さんの言葉です。

あたしはこの言葉に衝撃を受けました。

考えてみれば当たり前なんだけど言葉にされるとすごく胸に響きます。

自分は何のために命を捨てていくのか。。。

あたしがいつか消える時がきて、その後もずっと残る靴が作りたい。

どうせ捨てていくんならそのためにこの命を捨てていきたい。

言葉にするとなんか重いですね。。。



ステキな靴はステキな場所へ連れていってくれる。

靴には不思議な魅力があります。

無題



ども。

修じゃない方の山口です。

写真は買ったその日のルービックキューブ。

未だにこの状態になってない。

作業の合間の気分転換に。

包丁使いとか上手くなったりせんかのぉ~

とか思いながら色々考えて色を合わせようとするが・・ 無理ばい。

卒業までには6面揃えたい。

いやいや、その前に靴やろ!俺。

無題



出し縫いが終わりました!
なんだかんだで、黙々と片足4時間弱…無駄な力入れすぎなのか、年なのか?体のあちこちが痛い(腰がやばい!!)でも出し縫いは、楽しい。
そして、この後の一杯が最高なんです!明日は休みだぁぁ
バイト頑張れよ。亮介くんは(´▽`)

2012/01/15

コネマラ?



靴下が好きです。

靴もなかなか好きですが
靴下もなかなか好きです。

肌着なのか靴用品なのか、、、、
普段意識しないし目立たない部位だけど、
靴下で靴の履き心地も多少は変わりますよね。

んで、本題なんですが、、、、





コネマラソックスです。

このコネマラソックスは、
もともとアイルランドで漁師を筆頭に、
海産業の方々に向けて創業したブランドらしいです。
記憶に間違いが無ければ。

色と、柄も気に入っていたので、
未だに履けず部屋の壁に掛けてました。

パッケージの羊がちょっとツボです。





ウールのソックスってゴワゴワしてる印象でしたが、なかなかソフトです。

オールシーズン使えるみたいですね。

ソックスも奥が深いです。

卒業作品展



卒展のチャッカです。今は出し縫い途中。

「相棒」




毎朝起きたら、
まず洗面台にお湯をはり 両肘まで浸けて温める。

温まって毛細血管までしっかり血液が行き届き赤くなる。

そうしたら次に、
指をグゥ・パー、グゥ・パーと
20回することから始まる。

靴づくりの作業をスムーズに進める為の私の日課です。


日々の靴づくりが果てしなく難しいが
とにかく楽しくて仕方がない!

だから この大切な「相棒」と仲良く付き合ってゆきたいと思う。

頼むぞ!「相棒」!
卒展が近づいている!

叩く、叩く、叩く




ちょっと遅いですが皆様明けましておめでとうございます。

一年の変り者じゃない方の長谷川です。

今回は叩く事について少し、
靴を作り初めてもうすぐ一年たちますが、靴作りは本当に叩く事が多いです。
アッパーを成形するために繊細にたたき形を整え、時にはへこませるために大胆に叩いたりもします。
最近では叩き過ぎてご飯を食べていてもハンマーのリズムに合わせて貧乏ゆすりをしてしまうほどで(笑)
、、、まあ嘘ですが、
このような単純な作業の精度をあげていくと靴の仕上がりが良くなったりするのでびっくりしたりします。何でも基本的な事が大事なんだと改めて痛感させられました。
風邪が流行っていますが、今日も頑張って叩きます!ではまた、

2012/01/10

使い継がれるもの


作り込まれたディテール、美しく上質な素材、細やかで贅沢な装飾…

AntiqueやVintageの服やアクセサリー。
傷みはありますが、過ぎ去った時間を纏ってとても魅力的です。

中でもついつい手が伸びてしまうのがヴィクトリアンジャケット。それらの要素が凝縮されています。

この学校に入学する前は日常的に着用していましたが(流石に作業向きではないので…)、やはり現代人の生活には合わず“裂ける、解れる、取れる”といったことの繰り返し。

それでも、何度でも綻びたら繕って着ていました。
面倒ですが、私にとってそれだけの価値があります。
良い物を永く、傷みや綻びも味にかわり、何度も修理して使う。
ハンドソーンウェルテッド製法の靴に通じるものがあるように思います。

今は、まだまだまだ…ですがいつかは永く愛される、使い継がれていく靴を作りたいと思います。

つくる。


ディズニーキャラクターの中で、ピノキオが好きです。


時計職人であるゼペットさんが、何故か人形を作り出してしまうという無理のある設定。。

ですが、自ら生み出した物を愛し、その思いが通じて生命が吹き込まれる所は素敵だと思います。



どれだけ心を込めても、技術が足りなければ、土台が組めていなければ、満足のゆく作品など到底出来る筈も無く・・・

渾身の一足を作り出せる日が来るのを信じて、今は只只『つくること』にもっと向き合っていきたいと思う日々です。

2012/01/09

アジのある奴ら

1年の金髪男です


先日天気がよかったんでデニムども洗ってやった








かなり枚数が多い
さすがに疲れる
今ここに出ていないものも合わせるともっとある

まだ買ってからそのままのも何枚かある


他人が見るとどれも一緒に見えると思うがどいつもこいつもちがう

サイズが違えば
色の落ち方
デニムの厚さ
丈の長さ
なかなかキワものデサイン製法などなど

ほとんどイヤ………全部のデニムが同じブランドで上京してから手に入れたもの
思い出もそれぞれ

これからこの先何十年生きるかしらねーけどこいつらとはいままで出会ってきた友達学校の同級生達バリに大切に付き合っていかねば


そのためには体形維持!

油断してるとすぐこいつらに嫌われてしまう

こいつらに嫌われると裸で外に出るハメになっちまう

それだけはなんとしてもさけたい


以上金髪デニム男でした

釣り込み準備完了!


アッパー、中底と先芯、月芯の加工が終わって釣り込みの準備が完了しました!

釣り込みが始まると靴作りも本番といった感じがして気合いが入ります。
左右のバランスに気をつけて、釣り込みたいと思います。

2012/01/08

卒業作品展


こんばんは 一年の竜田です。

サルワカに入学して9ヶ月日々悪戦苦闘しながら靴製作に取り組んでいます。

入学して初めて習った道具の手入れ方法、試行錯誤しながらより使いやすくより効率的に出来るように考えながら… (答えは未だ見えてきませんが…)

今夜も色々試しながら包丁を研ぎます。

切っ掛け

明けましておめでとうございます。
昨年は世間的にも個人的にも大きな変化があった年でした。
今年はみなさんが少しでもより良い年になることを祈っています。
笑顔と思いやりを忘れずに頑張りましょう
(´∀`)

さて、写真を見て何となく想像がつくと思いますが、僕は靴が好きです。
ワインも好きです。
写真に映った靴は、それぞれを好きになる切っ掛けとなった物です。
それまでは好きか嫌いかと聞かれれば好き。
でもそんなによく知らない。
そんな物を心底「好き」になる瞬間とは予期できないものです。
すごいですよね、あの瞬間の衝撃。
「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
僕が分かり易く表そうとするとこうなります。
まさにそれが一期一会というものだと思います。
そんな出会いとなり得るものを今後創り出していけたらと思いながら、日々作業に勤しんでおります。
とりあえず自分が納得できる物を創れる技術、想像力、そして情熱を少しずつ着実に培っていきたいです。
感動すること、楽しむことを忘れない人生にしたいものですね~。


右足を待つ。



思いの外時間がかかってしまい、両足が揃うことはなさそうです…