ちいさい頃、家の本棚に「あかいくつ」という絵本がありました。今はもうどこかへいってしまったのですが、記憶が正しければ主人公の女の子がお葬式に履くた めの靴を買いに靴屋へ出かけ、本来ならば黒い靴を買わないといけないところなのに赤い靴を衝動買いしてしまい…嬉しくて踊りだしたはいいのだけれど、今度 は踊りが止まらない。靴も脱げない。仕方がないので両足首を首切商人に切ってもらった、というような内容でした。赤い靴はその後も女の子の足首といっしょ に踊り回っていたというしめくくりだったように思うのですが、なんだかあれですね、もともとは違うアッパーの色だったのかもしれませんね。
絵本の裏表紙、松葉杖で立つ女の子の絵が印象的でした。
さて、卒展用の靴づくりが始まりました。今までの復習の意味合いもこめて、がんばって作ろうと思います。