通学時の電車内ではだいたい本を読んでます。
特に最近は、本屋に立ちよる度に「俺を読んでくれ!あんたもこーいうの読みたいトシゴロだろ!」みたいな声が本棚のあちこちから聞こえてくるため、ついつい買ってしまって読まれ待ちの本が増殖中です。
そして一昨日やっと漱石の『こころ』を読み切りました。やはりお札になる人だけあって作家としての責任感やら真面目な人柄が文面からビシバシと伝わってき ました。ハイカラでナウな本に酔いしれてばかりいた自分が恥ずかしいです。誰かが「二流のぬるま湯に浸ってないで一流に染まれ」みたいなことを言ってたけ ど、確かにその通りだと思います。一流って素晴らしい。
でもやっぱり二流が好きです。一流の二流とかあればいいのに。