今日も靴作り。
ウェルトの作成、アッパーのつりこみ等作業を続け、16:00を過ぎた頃。
自分の後ろにただならぬ気配が。
「なんだ…?」
僕は精一杯の勇気を出して振り向いた。
「あ、あなたは!」
そこにいたのは、Aさん!
大きな体からは想像し難い機敏なフットワーク。
みるみるうちにゴミをまとめていく。
「何てスピードしてやがるんだ…!」
獲物を狩るがごとく、ほうきを巧みに操りチリトリにゴミをぶちこんでいく。
その姿はまさに鬼神…!!
床に散らばったゴミ共を葬ったAさんの目はどこか悲しげ。
俺の力はこんなもんじゃねーぞ!と言わんばかり。
「何て男だ…」
僕は膝の震えをおさえるのに精一杯だった…。
掃除を終えたその男は、また靴作りに戻っていったのであった。
明後日はもう少しキレイに掃除してください。
なんてね♪いつもありがとうございま~す(o^o^o)
キレイな作品はキレイな作業場から生まれるのだ~。
(´∀`)