震災から間もない厳しい状況でしたが、多くの方々に来場いただきました。
ありがとうござます。
本日生徒は午前9時から開場の設営を行いました。
前日に完璧に準備したはずが、色々と不手際がありスタートにかなりバタついてしまいましたが、どうにか準備が整い『第10回 サルワカ・フットウェア・カレッジ 卒業作品展』をスタートすることができました。
今回の展示は「手製靴の世界へようこそ」「1・2年既製木型作品」「卒業生・講師作品」「2年生ビスポーク作品」と、大きく4つのコーナーに分かれています。
本日はこの中の「手製靴の世界へようこそ」を紹介します。
ここに並ぶ靴は、2年生が去年の卒業作品展で製作したモノです。
履かれる度底が減り、革がこなれて皺ができ、中底が足形に沈んで、自分の癖が表れる。
味わい深い表情となり、そこには何にも代え難い魅力があります。
1足の靴をつくるには100を超えるパーツがあり、アッパー(靴の甲部分)の縫製から、靴底(本底)やヒールの積み上げ、シャンクといった見えない細部までも自身で加工し、組み立てています。
丁寧に時間をかけ、その技術と感性が独特の雰囲気となり味をだす。見えない部分にいたるまで“想い”がこもっています。
いかがでしょうか?
他のコーナーについては、明日、明後日のブログにて紹介させていただきます。
明日は予定通り、11時から開場です。
閉場時間については、節電と交通機関の関係により、予告なく早める場合がありので、大変ご迷惑をおかけしますが、できるだけ早い時間のご来場をよろしくお願いいたします。