2009/12/12

愛される靴

以前、靴のクリーニングと修理のお店で働いていた時、とても印象に残っているお客様が何人かいます。
共通しているのは沢山持っている全ての靴それぞれをとても大切にしていたことです。
私もたまにしか履かなくても何年も大切にしている靴があります。
学校に通い初めてから久し振りに改めて見てみると何だかチープな感じ…。

先日、課題靴3足目のUtipが私の手元に戻って来ましたが、久し振りにみるそのひどい姿に驚愕しました(┳◇┳)
改めて見るとよく平気で提出できたものだと自分にも吃驚です。
反省ばかりですが、こんな靴でも愛着はたっぷり♪

もっと一つ一つの作業を大切にして、色んな人にずっと愛してもらえる靴を作れるように努力するのみです♪

2009/12/11

手

自分の手を見ると、あ~人生が180度変わったなぁ~と、つくづく思う
つい2年前までは、手を使うのは鞄を持ちボールペンで字を書きパソコンをうつ時ぐらい
軟弱だった手が職人に近づこうと足掻いてる

気が付くと手は

あれ、手が開かない~の手
こんなところにマメが~の手
あれ、切れてた~の手
釘じゃなくて指を強打~の手
少し厚くなったかも~の手
深爪しすぎた~の手
チャンが付いた手でレジでお釣りを貰うのが恥ずかしい~の手
手相変わった~の手

手は変われど、自分は一向に上達せず
まだまだ、手には苦労かけそうです・・・・

2009/12/10

20年モノ

今回使う革です♪茶色の革の山の前でクラクラしてしまい、しっとりとしたやわらかな手触りで決めました。

上に置いてあるのはペンケースで、20年モノ。靴の磨きの時間のついでに、クリームのついた布でちょこちょこ拭いてみたら、忘れていた猫印が浮かんでびっくりしました。すっかり褪せてしまっていますが、買ったときには下の革のような色で(!)こんな感触だった…。好みが変わっていない事にも驚きです。

2009/12/08

ダダダ

「ダッ・ダッ・ダッダダダッ・・・」
苦手なんですミシン。

講師による実演を見ていると「タッタッタッ・・・」
ミシンを身体の一部のように操り、軽やかに進んでいる。
いざ、自分でやってみると「ダダダダッ!」

う~ん違う。
練習あるのみですね。苦手な分頑張らないと。

卒展の縫製が始まりました。自分なりに精一杯、丁寧に頑張ろうと思います。

Red is Black

ちいさい頃、家の本棚に「あかいくつ」という絵本がありました。今はもうどこかへいってしまったのですが、記憶が正しければ主人公の女の子がお葬式に履くた めの靴を買いに靴屋へ出かけ、本来ならば黒い靴を買わないといけないところなのに赤い靴を衝動買いしてしまい…嬉しくて踊りだしたはいいのだけれど、今度 は踊りが止まらない。靴も脱げない。仕方がないので両足首を首切商人に切ってもらった、というような内容でした。赤い靴はその後も女の子の足首といっしょ に踊り回っていたというしめくくりだったように思うのですが、なんだかあれですね、もともとは違うアッパーの色だったのかもしれませんね。
絵本の裏表紙、松葉杖で立つ女の子の絵が印象的でした。

さて、卒展用の靴づくりが始まりました。今までの復習の意味合いもこめて、がんばって作ろうと思います。

2009/12/07

キャラメルの半分は…

あるテレビドラマの冒頭で、
「素敵な靴を履いていると素敵なところへつれていってくれる」
というフレーズがありました。
ドラマの内容は大して覚えていないんですが、
この言葉だけは私が靴に関わるときにしばしば思い出すのです。

今回初めて自分以外の人のために靴を作ります。
いつもこの写真のキャラメルを私にくれる人に。
ほっと一息したいときミルクキャラメルを頬張ると、元気がでます。

対話しながら作る難しさを早くも感じつつ、非常によい勉強です。
いよいよ今日から卒展用の靴の縫製に入りました。

あのフレーズのように思ってもらえる靴を作れるようになれたら、と思います。

理想のあの子

んーっ、なんか違うんだな‥
なかなか出会うのは難しいみたいです。
ただ、待っていてもやって来てはくれそうにもないので、
こちらから行きますか!
まずは包丁研ぎから始めようっと

2009/12/06

仮釣り込み

卒展用の靴を仮釣り込みしました。本番では、違う革を使うのですが、いい感じで木型にそって釣り込めたのでパターンに問題なかったようです。

メダリオン

メダリオンが好きです。
というよりも、ポンチで地道に穴を開けていく作業が好きなのかもしれませんが・・・。今回の卒展用の靴にもメダリオンをつける予定です。
しかし、いつも悩むのはそのデザイン。
ベーシックなデザインでも、ラインのカーブや穴の位置、大きさによって表情がかわります。

来週から卒展の縫製が始まるので、それまでに決めなければ。
悩みます・・・。

2009/12/05

赤

コートの裏地・・・赤。
課題靴のチャッカのライニングとステッチ・・・赤。
そして、メガネ・・・赤。

そんな訳で、周りからはどうも私=赤というイメージがあるようです。
「卒展でも赤を使うの?」
そんな質問は軽い挨拶のようなもの。
そのうちに、「赤を使うんでしょ」と、頭ごなしに決め付けられ、しまいには「今度もエロい色?」
もう赤もクソもなく、エロという括りになってしまっています。
確かに私のチャッカを見た某講師の方も、「エロいね~~」とは言ってましたが・・・。

さて、来週からとうとう製甲の授業が始まります。
実際のところ、卒展一足目で赤色を使う予定は、今のところありません。
来週末にはアッパーが仕上がってるはずです。
どんな風に仕上がるのか、やっぱり「エロい」と言われるようになるのか、今から自分でも楽しみです。

閑話休題

ようやく課題の提出ラッシュが一段落したところで、
明日はハーフマラソンの大会に出てきます。

走りながら思うのは、走るのと靴づくりは似てるということ。
同じことを繰り返しているようで、一歩ずつ確実に進んでいて、逆にやらなきゃゴールにたどりつけない。
といってもそんな難しいことを考えて走ってるわけはなくて、ただただ走るのが楽しいから走っているので、それも靴づくりと同じだなぁと思ったり。

そんなことをとりとめもなく考えながら日本晴のなかを走っていると、リフレッシュして、また靴づくりもがんばろうという気になってきます。

明日は頭カラッポにして駆けずり回りたいと思います。いい天気になりますように。

追記
大会、大盛況でした。(ゴールの様子を撮ってみました。)
天気も快晴で、絶好のマラソン日和。
記録は、まあそこそこでしたが、とても楽しめました。
次は3月のフルマラソン!

2009/12/04

パターン完成

卒展で作るDerbyのパターンが完成しました。
入学当初は靴作りの右も左も分からず戸惑う日々の連続でしたが、
少しずつ理解しようやく頭と身体が動くようになってきたかなと感じる今日この頃です。
(パターン作成も1つの成長の証!?)
卒展に向け1年間学んだ事を丁寧に納得のいく靴を作り靴作り2年目に繋げていきたいな!!
しかしやる事いっぱいだなぁ。(作業スピードが遅いんです。)
次は仮アッパーを作ってみてそして本番でのアッパー作り、また課題靴も進めて、それから・・・。
忙しい日々は続く。

Final Draw

明日はワールドカップの組み合わせ抽選会ですね。

抽選会があるってことは本大会があるんですが、その本大会は来年6月に開催されます。

来年ワールドカップを見ているころには、今よりも少しでも靴作りが上手くなっていれば良いなと思ったりしてます。

話は変わって、作品展用の革を買ってみたんですが、顔に似合わず赤です。

靴は赤の予定ですが、成績まで赤になってしまわないようにしたいものです。

2009/12/03

靴を眺める

今働いてる紳士靴売り場を見回すと、以前に比べ価格が安い靴ばかりになりました。2、3年前は3万円前後の靴ばかりだったのが、今では大体5000円前後のものが大半です。不景気ですね。しかしこの価格で提供できることには驚きです。
在庫整理をしていると、以前に扱っていた靴がでてきたので箱から出し靴を眺める。靴は眺めているだけで本当に楽しい。ふとニヤニヤしている自分に気づきお客さんの目がきになる(笑)それはさておき眺めていると色々な点に注意がいきます。ヒールがまっすぐであるか、出し縫いがきれいにできているか、どぶ伏せがちゃんとできているかなどなど、自分が先生に言われるようなことです(笑)実力は伴わないが見るめだけは厳しくなっているこの頃!

人生ゲームと化粧釘

ヒールに化粧釘を打つ。どこかボードゲームの定番、「人生ゲーム」のコマに似ている。あの車型のコマに乗った自分と家族を象徴するピンが、ヒールに半分刺さった釘に似ていると思うのである。この釘を見てふと、自分の状況に重ね合わせてみる。

現在、"リアル"自分のコマには妻・子供・犬が乗っている。思い返せば、今から数年前のサラリーマン時代はまずまず順調な展開でコマを進めていたように思う。家庭を持ち、仕事にもやりがいを感じ、生活も安定していた。しかし、残りの人生を靴に捧げたいという思いを捨てきれず大きな方向転換をして会社を辞め、今こうしてヒールに釘を打っている。ゲームでいえば、安定の道と大きな投資の道のどちらかを選ぶ岐路に立ち、後者を選んだような状況だろう。
否、ゲームならやり直せるが、現実はそうではない。応援してくれる妻や子供のことを思うと、自分の決断が間違いとならないようにしなければならないという厳粛な気持ちになる。

靴に刺さっている釘は、そんな今の自分を表しているような気がする。
化粧釘はこのあと釘切りで頭を切られてしまうが、自分はそうならないよう、残りの学生生活でしっかり技術を習得したいと思う。

2009/12/02

ぶ~つ

先日クラスメートと卒展用の革を買いに行きました。 狙っていたグレーは、あまり無いって噂を聞いていたので、買えて卒展への製作意欲が上がりました。

先日TVでラピュタがやっていまして、パズ~が8ホールぐらいの丸っこい茶色いブーツを履いてシ~タへのまっすぐな想いに身を任せ未舗装の道をガツガツと突っ走ってました。

グレーの革で、そんなガツガツ履いて油をゴシゴシブチ込む!
そんなブーツに仕上げたいです。

パズ~
男前です。

ハンドソーン・ウェルテッド

友人が教えてくれた言葉。

「思い悩んで足踏みするのも、勇気を持って前へ進むのも、同じように靴底は減っていくもの」

それなら私は、何度すり減っても修理できる靴をつくりたい。

お洒落な傘で雨の日でも出掛けたくなるように、お気に入りの音楽で通勤時間も楽しくなるように、一歩踏み出すことが怖くなくなるような、そんな靴。

作品展は一年間の集大成。無理なことはせず、出来ることをしっかりとこなす。そう心掛けます。

2009/12/01

標識

なんか書くことないかなあとふらついていたら見つけました。
きっとこの標識を作った人は人並みはずれた便所信奉者にちがいありません。
僕もこれに負けない位の執着を作品づくりに注ぎたいとおもう。

チャッカブーツ

これから、課題靴のチャッカブーツのだし縫いをします。
ステッチのがたつきと、締め具合に気をつけて、作業をしたいと思います。
うまくできるといいな……