2011/12/31

Footballばか


なんだかなぁ~。
もう2011年終わるんだよなぁ~。

去年の今頃って、なにしてたっけ?

志望動機考えてた事しか記憶にないや…。

にしても、今年はいろいろありすぎたなぁ~。
長かったのか、短かったのかすらわからん。

そんな中、何百回も聞いて励まされた曲を一曲。

『You'll Never Walk Alone』

SinatraやPresleyとかも歌ってるけど~、やっぱり!
Gerry and the Pacemakersか、Anfieldでの大合唱がいいなぁ~♪
(アンチの人達ごめんなさい。)

あとは、バイエルン対インテル

応援してたチームが敗退したにもかかわらず、ほとんどのサポーターが残って大合唱してくれた時は、不覚にも泣いたしまった…。

Football最高!Danke schoen!!

機会があれば聞いて見てくださ~い。

そんなこんなんで~、あと一日だけど、皆さんよいお年を!!
2012年こそは、多くの人達に(俺にもちょっと)幸せが訪れるといいなぁ~。

2011/12/30

経年変化



今日は課題靴4足をひたすら磨いていました。


磨いてるだけで1日が終わってしまいそうですが…


いろんなクリームを入れてどんな表情に変わるのか試行錯誤しています。


ハンドソーン製法の靴は一生モノと言われますが、


自分がこの先手入れを続けてどのように靴が変化していくのかがとても楽しみです。

真夜中の怪音


今年も、残すところわずかですが、いかがお過ごしでしょうか?
さて、我が家には金魚がいます。種類は、オランダ流金です。
夜中に作業をしていると、何やら金魚のいる所から怪しい音が・・・
振り返ると、何事もなく泳いでいる。いったい何をすると、あのような音が出るのだろう?
不思議だ。

2011/12/26

一段落。



クリスマスも終わりバイトもやっと一息。
ラッピングに追われ続け、改めて自分の不器用さを思い知りました。笑


もうすぐ2011年も終わります。
1年目の課題靴だけでも4足を仕上げようとしている今。
見返しては思う。
自分はホントに進歩しているのだろうかと。


先生方によく言われるのは技術よりまずは作業の精度をと。
たかだか靴を作り始めて1年目。
ヒヨっ子と呼ぶにも短すぎる。
技術と呼べるものはなにもないからこそ一つ一つの作業を丁寧に。
全く器用でもなければ丁寧さも足りない雑な性格な自分。
人一倍雑な性格だからこそ来年は靴を作るときだけでも『丁寧に、慎重に』を心掛け、成長を見せたいと思う最近です。
まずは卒展のアッパーをしっかり作り直さねば。



先生方、
先輩方、
クラスの皆様、
来年もよろしくお願いします。

ダブルステッチ



あぁ寒い日が続きます。

つま先がキンキンに冷えてます。

みんなの体調が心配だ。

はじめまして、一年の金子です。

この写真は卒展一足目のデザイン。
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ずっとダブルステッチ。。。

全然作業が進まなかった。。。

そりゃそうだ。。。

二足縫ってるのと一緒だ。

今後友達から靴を頼まれたら、

ダブルステッチの存在は、教えない。。。

でもCLARICA&STRAMAでの展示会の靴は、

ダブルステッチにしようかな。

ね?オウミさん。

え?

knock & Tap



左が底付け用で、右が製甲用のハンマー

叩くのが好きだ。
壊すために叩くのではなく、作るために叩くのは考えることも多い。

時に叩く必要のないところも叩いてみたり…

単純な動作ではあるが、叩きは奥が深い。

月水金の相棒


月水金の相棒です。

彼?彼女?と一緒に、働いてます。(laだから彼女か)

正確な豆の分量、気圧、ドーシング、タンピング、などなど、手入れをしないと、へそを曲げてしまうので、メンテナンスがかかせません。

最初はなかなか相手にしてもらえなかったのですが、練習の甲斐あって、お客さんに喜んでいただけるコンビプレーができるようになりました。

接客も好きですが、自分が作ったカフェラテを飲んで、喜んでいただけるとやっぱり嬉しいです。

自分で作った靴もそうなればなぁと。。。

チンバリくん、あと三ヶ月の付き合いだけどよろしく。

(できるならば、家に連れて帰りたい笑)

噂だとコレでベンツが買えるみたいです。

クリスマス特別仕様

クリスマスバージョンでお届けします


2011/12/25

二学期終了

本日で二学期が終了しました。

一年生は卒業制作課題1のアッパー提出、チャッカーブーツの底付が終わり、

二年生は卒業制作課題2のビスポークのフッティングが終わりました。

年明けは展覧会に向けての製作が始まります。

みなさん、今年も一年間お疲れさまでした!


写真は、削った木型でのフィッティングのチェックです。


2011/12/23

CLARICA&STRAMA


はじめまして。
一年のオウミです。

髪、切りました。
はじめてのお店でしたがものすごくおしゃれな空間でした。

展示会などができるレンタルスペースが併設されており、近い将来自分もここで展示会をやろうと心に決めました。

そのときは一緒にやろーね、オガタくん。

古本屋めぐり

最近、古本屋に行くことが多くなりました。

靴を作るヒントがないか日々探しているからです。

そんな時見つけたのがこいつ。

パリコレとかの服や何やらが載っている本。

定価20000円の本がなんと100円!!
これはお買い得じゃないですか?
と思い3冊購入。

いや、
本当はもっと買いたかったんですよ。

ただメチャクチャ重いんで持って帰るには3冊が限界だったんです。

また今度買いに行かねば。

追求



入学当初のガタガタ具合とくらべれば、最近は上達してきたかなと思っていたミシンですが…

自分で上手く縫えたと思ったラインも、縫い目を水平に見てみれば所々カドがついてるのがわかります。
一度止まればそこで歪みが出るのはわかるんだけど、ダダダーっと一気に踏む勇気も技術もまだまだ足りないのでした。

その辺突き詰めていきたいです。来年は。

2011/12/19

いろいろやります


はじめましてこんばんは
1年の東です

いつもは靴を作ってますが
今夜はバンドマンです

カホンという楽器(写真)を演奏します

乗ってるミカンは
今日革を買いに行った時に
店のおば


違った
おねえさんにもらいました

いろいろ楽しみながら
風邪をひかないように頑張ります

皮 革 靴


先日 底材屋さんで
月型やらウェルトやら
本底やらを買った

様々なかたちに切り出された革たち

なめされて皮から革へとかわり
今や原型もとどめないけれど
もとは牛や豚のかたちをしていたわけで

それを想うと
たいそう罪深く贅沢なものを扱っているのだと
あらためて感じたりする

それなのに ともすると
単なる材料、素材としてなんとなく扱ってしまっていたりもする

とても傲慢なはなしだ


革に対して謙虚に
一片たりとて無駄にすることなく
その革の性質、その皮の生前の歴史を見極め
よりベターな方法でもって活かす

こうやって学んだことを悟ったように書いていると
自分の未熟な技術の
“犠牲”となった革たちに罵られそうでおそろしい

気を引き締めて彼らと対峙していかなければ
そうおもう今日この頃です

それにしても

平面の革がこれほど起伏に富んだ足を包むくつになるなんんて

牛を包むくらいだから当然といえば当然だが

よくよく考えるとすごいことだ

革が化けるとかいて
“靴”などと
よく言ったものである

パッキング




12月も中盤に入り、仕事は繁忙期、学校では卒展に課題靴にと後手後手ですが、そろそろ始めなければ、ということで・・・
ドイツはエムソルド社のフットベッドです。

なかなか難しいです・・手応えが全くありません・・まあ数ヶ月かけて調整を重ねるので直ぐに効果がでないのは当たり前かもしれませんが。逆に少しでも位置をハズした時は、なんとも微妙な顔をして帰ってくるので速攻わかります。

あと、色ですね。靴を脱ぐ機会が多いこの時期、パンプスやヒールからこのグレーが見えるのは抵抗があるはず。同じ素材で黒やベージュってあるんでしょうか?

2011/12/18

心の中

ここは鎌ヶ谷

訳あってこの地を訪れた

駅前にて見つけた看板

そこには観光案内が掲示されている

一際目を引くのが鎌ヶ谷大仏であった


大仏の横に目盛がある

等身大

180cm


シノキの方がデケーょ!

長身から繰り出す技の数々

スクイ縫いの時に糸引く姿は

なんだろう…



荒鷲だ


青空を舞う荒鷲だ


今度イーグルと呼んでみよう


たぶんシカトされんな


でも大丈夫

俺の心の中の大仏が

慈愛に溢れる眼差しをくれるはずだ

with LOVE

2011/12/16

2011/12/13

初、初、初


現在、二年生は授業で自分の木型を削って、ビスポークの靴を作成ですが、授業外ですすめていた自分の靴が完成間近です。

木型を削ってのビスポークも初ですが、ヴェヴェルウエストも、ストラップも、実は自分で作った靴も、お初です。

(あ、プライマリーは抜かして)

満足するフィットはないだろうと思っていますが、次につながる「なにか」を獲ることは間違いないだろうと思っています。

(すでにたくさん獲ましたが笑)

素上げ

靴底、ヒールに色をいれずに仕上げることで革の味わいを残す。素上げの風合いが好きです。
底材もすべて革だと話すとよく驚かれることがありました。
恥ずかしながら自分も昔は木だと思ってました。
写真は去年の展示会の靴です。今年も素上げにしようと思ってます。
今度はもっときれいにできるように頑張ります。


2011/12/12

趣味の靴


作品展には関係無い靴ですけど投稿します。スエードの普通のモンクです。
今の時期ジャケットに合わせて履きたいですね。

どいてくれ!

よし!作業するか-


作業台に向かう。

ソコはすでに占領されていた…

2011/12/07

卒業展2足

早いものでまた卒業展の時期がやってきた。
前回よりももっといい靴を作れればと思っているが、
なかなかすぐには上達しないもので、
でもとにかく自分の現時点での納得いくものができればと思う。

1足目は前から決めていたデザインで。
2足目は、、、、まだ悩むところもあり完全には決まっていない。
でも、実は悩んでいるときが案外一番楽しいところかもしれない。


悩んで悩んで悩んで、
いったん決まればあとは決して悩まずに、
強いイメージをもって完成させたいと思う。

2011/12/06

無題






つい先日、皆さんお馴染みのマモルでVibram♯100のヒールを衝動買いしました。

というのも、愛用してるブーツのヒールが何とも寂し~い事になっていましたので、

『これも何かの縁、自分で交換してしまえっ!』

と思った訳なんです。

まあこの後死ぬほど後悔するくらいヒール剥がすのに苦戦しましたが…(笑)

外してみるとヒールの裏は空洞になっていて、これはクッションの効果を狙っていると昔何かの雑誌に書いてあった様に記憶しております。

それと釘は学校で使っている22㎜より一回り大きいものが刺さってて、ヒールの穴の中には金属製のワッシャーが入ってました。恐らく必要以上に深く刺さらない様にする為ではないかと思います。

それとブーツの積み上げ。

写真だと分かりにくいですが、学校だとオワンの後くっつけるハズの斜面用の積み上げが一番最後に付いていました。

つまりリペアの事を考えると僕達の方が良い仕事してるとも考えられますね!

この後、新しいヒールをくっつけるんですが、22㎜の釘しか持ってない僕は、元の釘穴を拾えず再び苦戦する事になりましたとさ…。

余り革



靴を作ってきた中で、靴にするには使えないところ、余ってしまった革。
ずっと、もったいないなーと思っていました。
いつかこの余り革でなにか作ろうと思っていたので、遂に作ってみました。





ブレスレット!
クリスマスのプレゼントに友達にあげようと思います。


靴はもちろんですが、こうやって自分の手で思いを込めてモノを作るのってすごく楽しい!
モノ作りって、それが醍醐味なのかもしれませんね。
時間ができたら他にもいろいろチャレンジしてみようと思います。

その前に、まずは授業授業…。

2011/12/03

外来種


左がお馴染みのニホンワニ、右が新加入のドイツワニです。

口の幅がまったく違うので、つり込む箇所によって使い分ければ共存は可能のようです。


ドイツワニの今後の活躍に期待!

2011/12/01

誕生日プレゼント

はじめまして。搬入班ブログ担当の篠木です。
先日、友達からDVDをもらいました。
「バナナマン傑作選ライブ bananaman Kick」
ちょっとしか見てませんが、面白い!
一度、ライブ見に行ってみたいな~

2011/11/28

寒い!


いや~寒いです。
昔はけっこう平気だったのにな~。

寒いけど、作業をしなければ!!


2011/11/27

秋の色

柿の色がとてもキレイです。

しかもカーブしてるところが微妙に色が薄くなってグラデーション
になってました。

さらにさらに、裏返すとハイシャインしたみたいにツヤツヤで…なんだか感動!!

さんざん眺めた後は美味しく頂きました。

この時期外を見ていると、靴にも使えそうな色がたくさん目に入り参考になります。





2011/11/26

まったり。。



ブログを管理しているノダです。

デニーズでのんびりお茶を飲みながらデザイン画を描いてます。

まったり。。




2011/11/25

二年生 3足目課題靴終了


はじめまして
DM担当濱田です。
課題靴3足目のホールカットが終わりました。
写真は熱している鏝です。
次はレディースのローファーをつくります。

2011/11/24

よろしくお願い致します

こんばんは。2年のアダチです。
先日より、第11回サルワカ・フットウェアカレッジ卒業作品展の、生徒ブログが始まりました。

昨年に引き続き、全生徒の投稿にプラスして、
準備委員会の3つの班のブログ担当者のハマダさん、フジイさん、シノキさん、
準備委員会代表2名のイワブチさん、アダチ、計5名が作品展までブログを更新していく予定です。
卒業作品展の準備の様子から授業のこと、普段のことなど幅広くお伝えできたらと思います。
また、ブログの投稿管理をノダさんにお願いしています。
ブログのサイドバーは、生徒のツイッターとつながっています。
これからメンバーが増えていく予定です。みなさん忙しい中ありがとうございます!



現在2年生は、1足目のアッパーの提出日を迎え、2足目のパターンデザインをしています。
1年生の皆さんはデザインを考えている頃でしょうか。
私はといいますと…1足目で苦戦中です。何度パターンとアッパーを作り直したことか…
皆のデザインが気になりますが、本番までのお楽しみにするためにチラ見で我慢です。

このブログのTOP画像は、去年の1年、私たちが1年生の時の卒業作品展用の靴です。
ナカムラさんがDM用にステキな写真を撮ってくれましたのでいち早く使わせてもらいました。
今年はどんな靴が並ぶのか、楽しみにしていただきたいと思います。
作品展までの約4ヶ月、どうぞ宜しくお願い致します!

2011/11/23

卒業作品展

先日、来年のカレンダーを頂きました。


体調に気を付けて3月を迎えましょう!!


image.jpg

2011/03/31

卒展後記。

ひとつの工程を終えて次の工程に移る時、ちいさな達成感を覚えます。
その工程がいくつもいくつも重なって、一足の靴が出来上がった時には、
抑えきれぬよろこびでにやにやしてしまうほど。
毎度反省や失敗はあれど、靴に込めた想いができあがった靴からエネルギーとして返してくれるように感じます。


さて、第10回卒業作品展は、'想い' というテーマのもと
わたしたちが惹き込まれた手製靴の世界の魅力に少しでも触れてもらい、
展示会そのものを楽しんで帰って頂きたいとの考えで実行委員を中心に課題や卒業作品と並行して準備に取り組んで参りました。
私は、漠然と素敵な展示会にしたいとのおもいから、大きな会場づくりへの希望と不安を抱きつつ、演出に参加させて頂きました。


開催直前には東日本大震災という大きな出来事があり、展示会の開催にあたってもたくさんの不安がありました。

展示会中は交通機関の混乱などあるにもかかわらず、予想以上に多くのお客様にご来場頂き、特に大きなトラブルもなく無事開催終了を迎えることができました。



来場して頂いた方からは

「会場が落ち着き、和む」
「コーナーごとの隙がなく何周もしてしまった」
「感動した」
「靴がたくさんあって会場にいるだけで楽しかった」
「会場にきて明るく前向きになれた」

などいくつものありがたいお言葉を頂き、積み重ねてきた事を間違いではなかったと思い、また開催させて頂けたことに感謝でいっぱいになりました。


普段は主に靴と向き合い独りでの作業を続けている中で、
まだ見ぬ ’卒業作品展' を目指して、見てきたものや感じ方がそれぞれ違うみんなと意見を交わしたことは、常にあたらしく刺激的だったと思います。
遠回りやぶつかりあいもありましたが、そのひとつひとつのやりとりが積み重ねとなってかたちになったとき、会場でみんなの笑顔を見たとき、エネルギーになったかもと、なんだか感激しました。


特にぬけている私は、本当に日々周りのみんなに助けてもらい卒業ができたものだと思っています。
社会人を経て、再び経験した2年間の学校生活は本当に貴重な時間でした。
ここで出会ったみなさんは、本当に素敵な方ばかりで日々、あたたかいやりとりやおもいやりに感激していました。




卒業作品展をつくるにあたって


会場演出を最初から最後まで一緒に考え携わってきてくれた
鈴木さん、小島さん、小山くん、安達さん、実行委員長だけど大谷さん、山崎さん、黒岩さん

DM、広報、ブログの管理、アンケート等、幅広く完璧にこなしていた
藤波くん、冨宿さん、

会計も管理しながら常に全体を見渡してくれていた
樋口さん、荒木さん、

素敵な音楽で会場をまとめ盛り上げてくれた
河崎さん、山田さん、

日曜も放課後も使って卒展準備をしてくれたクラスのみんな、
特に長谷川さん、佐藤さん、櫻井さん、

会期中も常に笑顔でお客様を迎えてくれた会場スタッフのみなさん

とにかく会場づくりから搬入、搬出、解体まで参加してくれたみなさん

製作や仕事で時間のない中で労を尽くして全体をまとめてくれた実行委員の
大谷さんと、安達さん


本当にお疲れさまでした。
全員の名前を挙げてキリがなくなってしまいそうです。
自分の靴づくりも大切にしながら、貴重な時間を費やしてくれたみなさんのちからで素敵な展示会場になったのだとつくづく思います。
普段からお世話になりながら、卒展を通して真剣に関われたことは、とっても幸せでした!
ありがとうございました。


卒業作品展を開催させてくださった学校の先生方、靴づくりだけでなく、たくさんの事を教えて下さいました。
本当にありがとうございました。


突然終わった学生生活のあとの余韻のなか時間が空いてしまいましたが、
報告等し合うことなくあっという間に終わってしまった卒展、学校生活への想いを、僭越ながら書かせて頂きました。


これからも、靴やものをつくり続けていく中で繋がることができたらうれしく思います。
どうぞよろしくお願いします。




最後になりますが
東北地方太平洋沖で発生しました地震により被災された皆さまに謹んでお見舞い申し上げます。
一日も早い復興と、ひとりでも多くの方のご無事を心よりお祈りしています。



















まだ夢の途中

「あっという間だった。 」

多くの人に出会い、支えられ、学校に入って良かった、靴をつくり始めて良かったと、つくづく思います。

この想い、この気持ちを忘れないよう、これからも靴と共に生きていきます。

いつも、いつまでも。

卒業作品展を終えて

サルワカ・フットウェア・カレッジを卒業して一週間が過ぎた。

靴づくりや作品展の準備に追われていた学生生活も終わり、少し毎日に余裕ができつつある今、改めて来場者の方に書いていただいたアンケートを読み返してみた。

卒展実行委員の一人として微力ながらも一年間携わってきた作品展だから、それを褒めてくださるコメント、そのひとつひとつが素直に嬉しい。

当初は何が正しく、何が間違っているのかもわからないままのスタートだった。それが皆で話し合い、導き出した答えを信じ、お互いを助け、最後は限られた時間のなかでも迷いなく前へと進むことができた。

皆を上手くまとめてくれた人、素晴らしい作品展案を考えてくれた人、効率よく色々な作業をサポートしてくれた人・・・、本当に良い実行委員に恵まれたクラスだったと思う。

私達はカレッジの歴史で一番新しい場所にいた。過去の作品展で、これまでの卒業生が経験してきた成功や失敗を活かせる環境にいた。

アンケートに寄せられた、"第10回 卒業作品展"への評価はすべての作品展から成り立っている。そして、在校生にはこの経験を次回の作品展へとつなげていってほしい。


3月23日はこの学校での二年間を象徴するような、とても温かく楽しい卒業式だった。これからもここで知り合えた仲間と協力して、ずっと靴づくりを続けていけたらと思う。


-経年変化-

「私達はずっと歩くことのできる靴を手に入れた」

「これからはそれを磨き 履き続けていくことが大切となる」

「そこに 私達を惹きつけた手製靴の魅力があるのだから・・・」

2011/03/28

全生徒の作品

全生徒の作品は以下サイトにて公開しております。
製作者のプロフィールと合わせて、是非ご覧ください。

Picasa ウェブアルバムへのリンク
 

アンケート投票 第1位


本科2年 樋口 哲哉 B-21


【来場者からのコメントより一部抜粋】

・色も形も流れるようで素敵。
・完成度が高く美しい。ムラがない。
・奥様への想いが伝わってくる。
・とてもエレガントでルイヒールが味付けになっている。
・気品ある雰囲気、素敵な大人の女性のための靴。
・上品でありつつもクラシカルな迫力に感銘を受けた。
・製作する動機とその製作姿勢の強さを感じた。
・素晴らしい、同じものが欲しい。
・正面、横顔、後ろ姿、見る角度から色んな表情が見えて美しい。
・すっきりしたデザインで、いつの時代にも合いそうな一足は持っていたい靴。
・靴全体のラインが綺麗。ベルトの幅や金具の大きさ等、バランスが計算された作品。
・とてもシンプルで決して主張しているわけではないのに存在感があり目にとまる。

アンケート投票 第2位


本科2年 村上 奈穂 B-24


【来場者からのコメントより一部抜粋】

・ジョジョの世界に出てきそうな有機的ラインがすばらしい。
・しわが柔らかな素材感と相まって良い雰囲気。
・考えられたパターンと全体からの雰囲気に感動した。
・基本を守りながら製作者のアイデアがよく盛り込まれている。
・ボタンのラインが印象的で履いてみたい。足がキレイに見えそう。
・デザインと素材、色が程良くマッチして、くたっとした雰囲気が良い。
・印象的、パンチがあるのに品がある。
・履くと日常が特別なものになりそう。

アンケート投票 第3位


本科2年 市川 優子 B-04


【来場者からのコメントより一部抜粋】

・ブラウスの要素を靴に落とし込んだ発想が面白い。
・少しレトロで昭和の感じがするホッとする靴。
・この靴ならおしゃれな服をみつけて出かけたいと思う。
・可愛いと一目見て思う。女の子らしくわくわくする靴。
・うめの花びらにも、ブラウスの襟にも見えるかわいい靴。
・気分が乗らない日に履けば元気になりそう。
・デザイン・色・フォルムが非常にまとまっているように感じる。

2011/03/27

アンケート投票 第4位


本科2年 新井 俊平 B-28


【来場者からのコメントより一部抜粋】

・一目でわかる個性とは魅力的。
・使用しているウィールとコバの幅のバランスが良い。
 (ウィールをただ細かくせず、コバもせめすぎていない)
・編んであるベルトが上品ですごく良い。カッコイイと素直に思った。
・アッパーから見たコバ、ソールの形、ヒールの大きさがバランス良い。
・デザイン・設計・作り全て良い。
・ホールカットへの努力が感じられる。

アンケート投票 第4位


本科2年 藤波 健太 B-23

(2010年度本科コース2年目 首席)


【来場者からのコメントより一部抜粋】

・特徴的なデザインで目に止まる。
・糸と革の色合い、木型の形とデザインの丸さが良く調和されてる。
・あったかい雰囲気、細かい部分にもこだわりを感じる。
・写真からイメージして製作するという発想が面白い。
・ボリューム、カラーともに決して派手ではないのに強いイメージが浮かんでくる。
・楽しんで作っているのが伝わってくる。これからのコレクションを早く見たい。

アンケート投票 第6位


本科2年 櫻井 恵 B-13


【来場者からのコメントより一部抜粋】

・自分が女性だったら履きたい。
・ウェルテッドの靴であって、ギリギリの所でまとめている。
・デザイン・素材・フォルム・ヒール形のバランスがすばらしい。
・ボタンがスウェードによくマッチしていた。

アンケート投票 第7位


本科1年 生山 真 A-13


【来場者からのコメントより一部抜粋】

・個性的だけど親しみの湧くデザインに目がとまった。
・おとぎ話の小人や少女が履いていそう。
・サルワカで学びつつ、このはみ出し方がとても良いと思った。
・良い意味でも、悪い意味でも「アジのある」一足。